語りがたり

好きなものを好きな分だけ

3.あまでうす

忙しかったり、疲れてたり。

主に疲れてて何かをする時間が取れない日々が多い毎日。

未来の自分へのメッセージだと思いつつ、書いていこうかなぁと思っています。

 

 

自分振り返り話を書こうと思ったけれども。

時間がすぎて色あせてしまうのはもったいないので先に書こうということで。

 

 

アマデウス

松本幸四郎氏の主演舞台。

襲名前最後の舞台。

 

 

と、いうことで!

見てまいりました。

え、松本幸四郎氏見たかったの!?

とはならず(もちろん、拝見してはみたかった)

ジャニーズWEST桐山照史さんの舞台。

としての、舞台鑑賞をさせて頂きました。

自分としては人生2度目の舞台(初は森山未來氏)

舞台を見に東京へ行くというのも2度目。

田舎から見に行くというワクワクドキドキを胸に出発しました!


見に行くまでに結構色んなことがありまして。

まず、チケット。

自分名義、親名義で取ったもののまさかの親名義当選!

自分名義では当たらない切なさ(笑)

チケットは4枚取っていたので昼公演ともあり、夜公演との交換を考えていたけれども。

やっぱり夜公演は仕事後など人気が高くてなかなか交換にもたどり着かず。

どうしようかなぁ~。どうにかないかなぁ~。と思っている所に。

親にチケットの話をしたら。

 

 

「一緒についてく!」

 

 

と、軽い一言が!

その一言によって、一人で行くはずだったのが親との旅行(舞台鑑賞付き)という名目に変わったのでした。

一人で行く予定を組んで飛行機も先に取ってしまったので、帰りは昼の便。

せっかく東京に行くのに昼で帰るというのは少しもったいなかったなぁと今は反省。

 

 

まさかの親同伴舞台となり、さすがに一日二公演見るのは(自分は見たいけど)どうかなぁ~と思い。

余ってることもあり、チケットを譲ることにしました。

たまたまいつでもいいです!という方を見つけたのでそちらの方に。

同じく地方で東京へ遠征という事で、すんなり決められて良かった良かった!

でしたが、チケットの受け渡しがなかなか上手くいかない。

(自分だけかな?)できれば、チケットが到着したら譲る人に郵送したい派で何かもし当日会場に行けなくてもチケットがちゃんと相手に渡っていれば問題ないと考えてるんですが、相手側が直接受け渡し!と譲らない。

こちらとしては手渡しより安全な方法(レターパックなど追跡できる方法でのやりとり)を考えているに全然聞こうとしないので、根負けし手渡しで。となった。

今度からは郵送受付可の人にしよう…。と勉強になった取引でした。

 

 

チケットも無事に譲り先が決まり。

宿も親と一緒ということで、舞台後スカイツリーに行こうと計画、次の日の朝に東京タワー。

と、高い建物大好きな親にはうってつけ!(The 観光名所!)を選択し、朝早い次の日を考えて東京タワー近くのホテルを予約。

さすがに窓から東京タワーが見えるのは素敵でした。ロマンティック!

 

 

あとは当日を待つのみ!
前日の夜勤もなんのその!(死にかけるのはいつもどおり)

 

さあ!当日!
飛行機は一番早くて8時出発!
4時半起き。4時は朝だから大丈夫!と意気込んでいたら。

5時に緊急地震速報。なんてこった!

少し世の中の災害に恐怖し、怯えた瞬間。本当予定のある時にこうゆうのは勘弁。

(24魂の時も大吹雪で飛ぶか飛ばないかを体験したので災害超怖い)
とにもかくにも。

地震も震度2ほどで事なきを得、空港へ出発!車で一時間弱。車は便利。

 

空港に着き、チケットを譲る方とも会い、お渡し。

ひと安心し、あとは東京へと出発!
無事東京へと到着したのでありました。

 

到着後はそのまま劇場のある池袋へまっすぐ。

昼公演ともあり、どこか寄り道しようかなぁ~と言う前に、ご飯を食べなくてはならない。

池袋は行ったことがあっても、そんなに散策しない(乙女ロードしか歩けない初心者)ので迷子になる前に一直線コース。

会場はサンシャイン60の中にあるサンシャイン劇場

あのビルの中は本当なんでも入ってるねぇ…。関心するねぇ。

ご飯もさておき。

そのサンシャイン60の中にアルタが入っており、そこにボディピアス屋も入ってるということでお買い物。

田舎にはそんなボディピアスないよ!ドンキのボディピアスなんかダセぇ!欲しいものも売ってないよ!状態なので本当見てるのに飽きない。

気がついたら諭吉が飛ぶほど購入。

あんなに小さくて軟骨にピアスつけるだけなのにどうしてこう高いものなんだろうね、ボディピアス(でも可愛い満足)と心底満足した今回の自分へのお土産でした。

 

かれこれ、ボディピアス屋で一時間過ごしていた様で気がついたら開演30分ちょっと前になっていた。

これは急がねば!と軽く食べれる食べ物屋を探すものの、ほぼ初のビルのテナントに何があってどこに行けば食べれるのか!と右往左往、そしてさまよっている間に刻々と時間だけが無情にすぎていっておりました。

結局はカフェの様なお店屋さんで食べることができたけど、本当時間に余裕を持って探さないと危ないね!

 

急がねば!とご飯をギュッと口に詰め込んで開場時間。

本当にあるのかなぁ…劇場…。と少し不安になるような道筋を辿ると。

無事、劇場が現れた!え、こんなところにちゃんと劇場ある!

田舎の人間は本当どこかの市民会館レベルでしかホールを見たことがないので心底驚いた。

 

 

写真アップは著作権とか色んなものにひっかかると厄介なので割愛。

左側ガラスに照史くん、大和田さん、右側ガラスに松本幸四郎氏ととても迫力のあるポスターが。

Twitterや画像、テレビや雑誌で、やれ可愛いかっこいい!と見てきたわけですが。

改めてこう作品の一部として飾られてる様はとてもキレイでかっこよい芸術品みたいに感じられた。

 とにかく作られた作品の一部として飾られてる姿は美しい。

 

開演前とあり、少し会場前にて列が出来始め、そこで並び待つ事に。

年齢層もジャニヲタと言われる女の子たちから、まさに奥様層な歌舞伎常連な方々まで。

本当に幅広い方が見に来られる舞台なんだなと目に見えて集まっていました。

開場時間になりロビーへ入ると、そちらでパンフを購入できるようになっており、そこでパンフを購入。

さすが、ライブなどとは違う演劇開場ともあってとてもスムーズ。(パンフしか無いというのもあってか)

表紙が黒地なこともあって、汚れが付いたらなかなか取れなくなりそうなのが扱うには怖いところもありますが、インパクトもありかっこいい作りに。

観劇したあとだとわかるけど、表紙も若干のネタバレ風味でした。

 

 

中に入ってからは座席へ。

席もちょうど中列の少し左寄り。会場が狭いためかしっかりと周りも見渡せたので不便もなく。

本当最前列とかなら触れれそうな位置なんだなぁとびっくりした。

それから13時からの開演。公演時間は約3時間ほど。

 

 

始まりはサリエリの独白からの亡霊(客席)への語りから始まり、

過去へ戻り、宮廷音楽家としての話、そこからモーツァルトとの出会い、

才能、人間としての苦悩、嫉妬など葛藤が入り混じった、とても人間味のある

誰もが感じたことのある感情がぶつけられてくる舞台でした。

 

 

モーツァルトは飛び抜けて才に恵まれてた。純粋に。

サリエリは恵まれていたけど、飛びぬけた才能ではなく努力の人とて。

真面目に生きてきたサリエリと真逆なモーツァルト

奏でたい音が舞い降りてくる、それを音楽として紡ぐ、そんな音楽を作るモーツァルトに良いと言われる音楽を作るが、天才的と言われる物を作ることはないサリエリ

サリエリもあの手この手と、モーツァルトを陥れようとする、自分の地位を守るために。

モーツァルトは楽しく、幸せに、音楽を作り、好きな人と生きて行こうとしている。

誰が悪いとかじゃなく、ただ単に無いものを手にしたい、そんな憧れの中に隔てている物ものの葛藤。

物語がサリエリを主として進むので、見ている方はサリエリの感情がとにかくぶつかってくる。

モーツァルトが悪いのではない、彼はとても壮大で偉大なことを成し遂げているだけ。

ただ、その成し遂げていることがどうして自分ではないのか。

どうして自分ではいけないのか。こんなにも一生懸命と《神》に尽くしているのに。

 

 

そこから始まる本当のサリエリの物語。

 

 

終わりはとても切なく、胸が締め付けられる物でもあります。

最初から重い話ではなく、煌びやかでおちゃらけて。

特にモーツァルトの天真爛漫っぷり、年齢に沿わない子供のような人柄。

恋人コンスタンツェとの戯れ、本当バカップル。

イチャイチャしてるかと思えば、男子小学生のようなノリ、

かと思えば、ふと思った音を音楽に変えてしまう溢れた才能に素晴らさに感動したり。

恋人が軽くあしらわれるのは嫌だと、突如男らしい感情をあらわにしたり。

舞台のムードメーカーなモーツァルト

二部が始まるまではほとんどモーツァルトの引っ掻き回す舞台の上は笑いが絶えない。

メリハリがとてもある舞台でもあります。

 

 

中については、色んなところで目にすることもあると思うので省略。

 

 

ただただ、圧巻されて観劇していた。

確かに照史くんを見に来てはいたが、やはり圧倒的な演技力と存在感な松本幸四郎氏には拍手と一礼しかなかった。

ちょうど、情熱大陸松本幸四郎氏の回が放送された後でもあり、思い返すと、

最初の一言から始まる前からの登場シーン(ネタバレなので伏せときます)、

グッと会場を包む大きい力は、幸四郎氏から放たれてる力なんだなぁと実感しました。

あとは、ただただ、互いに無いものを見つめていたからこそ、こう空回ってしまったんだなぁって。

サリエリからのモーツァルトモーツァルトからのサリエリの気持ちはとても切ない物。

真相が分からないからこそ、こう思う、こう考える。私はこうあったと届けたい。

という松本幸四郎氏の『伝えたい』舞台、アマデウスだったんじゃないかなぁと

私はそう思っています。

 

 

オタクらしくここが可愛い!ここがツボ!ヤバイ!

みたいなのをTwitterで呟いてたら「ネタバレやめてください」みたいなこと言われたけど、調べたらわんさか出てくる世の中な上に、自分の思ったことを言ってるだけで迷惑をかけてるわけでもないのに、自分だけに不都合だからと文句を言われた。わけだが。

なんか凄い理不尽で、せっかくの感動に水を指されたっていうもやっとしたのもありました

 

 

 

終わってからはスカイツリーへ行き、ご飯。

ということで動いてたんですが、ちょっと奮発して高いものでも!と思ったら

まさかのケチ性な母親の一言からフードコートでご飯を食べるというこれまた残念な結果へ。

せっかく良い舞台を見た!照史くんすごかった!思い出!ってなってたのになぁ。

こーゆうときは一人で見に行くのが一番良かったのかもしれないですね。

 

ホテルも東京タワー近くのホテルへ。

次の日は朝早くから東京タワーへと繰り出し、朝方大雨で大丈夫か!?となっていましたが、帰るくらいには収まってて一安心。

高所恐怖症なんですが、そこは付き添いってことで東京タワーも上り、東京を眺めることができました。

ちゃんと観光出来た!!

帰りに近くの増上寺によって勝運お守りもゲット。(KAT-TUNファン)

姉へ安産お守りを買うのは忘れたけれども(笑)、どうにか行きたいところも行けて、無事帰路へ。

さすがに、空港着いたら物凄い寒かった…。気温差がすごかった。

 

 

と。

無事、アマデウスを見ることが出来た、自分の思い出語りとして書き残しておきます。

もう少しでアマデウスも千秋楽。

最後まで無事に怪我なく、元気で舞台が終えられますよう願うばかりです!!

そして願わくばDVD化してくれれば…いいなぁ!!(笑)